【コンビニバイト入門】そうだったのか!初心者の不安を一発解消

コンビニと飲食店の店長の経験を持つ管理人がコンビニバイト初心者の疑問を解決します。

【コンビニ失敗談】だから私はコンビニを辞めた!その理由とは?

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コンビニ失敗談

私はコンビニ経営に失敗しました。コンビニの経営は大変です。

年中無休で24時間店を開けておくだけでも大変です。 

私がコンビニを辞めた理由は、儲からないのと、いつまでたっても楽にならないからです。

楽にならない理由が「人」です。いわゆるバイトや社員ですね。

  1. 採用してもすぐ辞めて行く。
  2. 育ったとしても辞めて行く。
  3. 育たない。
  4. そもそも良い人が来ない。。。

今回は私がコンビニ経営を失敗した最大の理由、アルバイトについてお話したいと思いますが、中でも4の『そもそも良い人が来ない』からいきたいと思います。

 

《目次》

 

私が体験した最悪な面接希望

私は以前、コンビニ店の店長をしていました。

面接は500人は越していると思います。

その中で最悪だったアルバイト希望者をちょっと紹介しますね。

1、ガムを噛んでいる外国人。

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面接官にガムを噛みながら来た外国人がいました。

この人にはビックリしましたね、しかも履歴書も持って来ていない。。。

私は彼にこう言いました、

「あなたの国の面接はどの様なものか私は知りませんが、日本では面接中にガムを噛むのは止めた方が良いでしょう。あと履歴書も持って来ないのは、やる気がないと思われてもしょうがないですよ。何よりあなたに欠けているものは、相手へのリスペクトです。自分が私の立場だったらどう感じますか?バカにされているとは感じませんか?

面接のために私はわざわざ時間を作っているのですよ。その相手に対してあなたが今、行っている行為は大変失礼な事である事は分かりますか?」

このように質問したら、その外国人の方は。。。

「Unnn~」と言ってうなずくだけでした。(分かってない????)

その方には、すぐ帰ってもらいました。というか国に帰れ!(笑)

2、家が遠すぎる大学生(男)

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めちゃくちゃ家から遠いのに応募して来た男子学生がいました。

「ご自宅は。。。茨城県 !? ここは恵比寿ですけど大丈夫?」

「はい、大丈夫です。」

「学校はどこですか?」

「はい、埼玉県です!」

「。。。。ちょっと遠すぎない?銀河鉄道でも乗ってんの?(笑)」

「いえ、でもおしゃれな街で働きたいんで(汗)」

「申し訳ありませんが、茨城か埼玉で探して下さい。」

と言って帰ってもらいました。

 

3、面接中に逆切れしてタバコを吸い始める男

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面接中に相当腹が立ったらしく、タバコを吸い始める20代後半の男がいました。

面接希望で店に来てくれたのだが、私はその連絡を部下から受けておらず、しかも第一印象でどう見てもサービス業には向いていない雰囲気だったので、とりあえず仕事を優先する事にしました。その日は忙しかったので「10分まってもらえますか?」と言って仕事をしていたら15分経っていた。

慌てて面接希望者の所に行ったら、超怒っていた。

そこで私は「お待たせして申し訳ございません。履歴書を拝見できますか?」と言ったら。

「てめえ何様だ!」と怒り爆発!「土下座しろ!俺は時間通りに来てんだからな!」と言ってセブンスターにライターで火をつけた。

「すみませんでした。あとあの~ここは禁煙なんですけど」と言ったら。

「うるせぇ!」と言ってきたので、

私は大きな声で

「おーい、誰か110番通報して!不審者!不審者!」と言ってやりました。

すると、

「何だこの店は!ふざけんな!」と言って出ていきました。

この事を翌日、部下に話したら、

「時間通りに面接出来なくて、かえって良かったかもしれませんね」と言われました。

っていうかホウ・レン・ソウを忘れたのかお前 !? という気持ちになりました。

4、彼氏と面接に来た女性

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面接の時に彼氏と一緒にきた女性もいました。

私は「お二人とも働きたいのですか?」と聞いたら、

彼氏が「いや、こいつだけ」と女性を指差して言いました。

私は「それでしたらあなたは外でお待ちいただけますか?」と言ったら。

彼氏が「なんで?」と言ってきたので、

私は(頭がおかしいのかお前は?)と思いつつ、

「面接に関係のない人は居る必要がないでしょ?」と言いました。

すると出て行きましたが、私はこの時点でこの女性を不採用にする事に決めていました。

でも、ちょっと興味があったので履歴書を拝見しながら普段はほとんど見ない学歴から見ていきました。

すると彼女は高校を出ていない方(中卒)で、18歳でした。

私は女性に「一人じゃ来れなかったの?」と聞きました。

すると女性は「彼氏に、心配だから付いて行きたい、と言われたので一緒に来ました」と答えてくれました。

「あ、そうですか。。。」

私は女性が持ってきた履歴書の『志望動機』を見ました。そこにはこう書かれていました。

『貴社の将来性』

「。。。。。。(^▽^;) 」

(この人、履歴書の記入例を丸写しかよ !? 就職じゃないんだから)

「手前どもの店の将来性があなたには分かるんですか?大変名誉なことなので具体的に言ってもらえますか?」と聞きたかったのですがやめておきました。

もちろん彼女は不採用にさせていただきました。

 

コンビニ失敗談のまとめ

いかがでしたか?「私も似たような経験があるある!」というオーナーさんや店長さんがいらっしゃるのではないでしょうか?

コンビニ経営に失敗する要因は様々です。

  1. 近所にライバル店が出来た。
  2. 人が来ない。
  3. オーナーが体を壊した。

1の要因が一番大きいですね。コンビニの売上は立地が90%を占めます。

人が集まる所に出さないといけません。でも儲かっているコンビニの近くにはすぐライバル店が現れます。

拘束時間と給料のバランスが合わなくなってきます。

しかも、今回紹介したようにアルバイトやスタッフ、ろくな奴が集まらない状況が増えてきます。

もちろん、面接希望者はこのような方ばかりではありません。真面目な方もいます。

でもマニュアルに沿った理想のコンビニ店を作ろうとすればするほど頭にくることが増えてきます。

自分の指導能力がないのか?バイトの学習能力がないのか?いつも自問自答していました。

でも私はコンビニを辞める直前に気づきました。「両方だ!(笑)」

こっちは24時間毎日自分の店を心配していますが、バイトにとってはどうでもいいですからね。

そこを踏まえて、なあなあでやって行けば良かったのかもしれませんが、自分の人間性が壊れていくような気がしてキッパリ辞めました。

コンビニを辞めた今は毎日が清々しいです。後悔はしていません。

「逃げたな?!」と思われるかもしれませんが、やりたくない事をやらなくても生きていける時代です。コンビニだけが人生じゃありませんからね。

ただ、儲かっていたなら辞めてはいなかったかも。。。

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

これからコンビニをやろうと思っている方や、コンビニで店長を目指している方の参考になれば幸いです。